プレアデス星

プレアデス星

プレアデス星について:『プレアデス星訪問記』

『プレアデス星訪問記』というなかなか面白い本を昨年読みました。

これは著者である上平剛史氏が実際にプレアデス星に連れて行かれてこの星を観て来た時の見聞録です。

この本は面白いのでみんなに薦めていますが、プレアデス星の特徴についていくつか挙げてみたいと思います。

  1. プレアデス星の宇宙船の母船には都市機能が備わっている。大きなものは20キロメートル超のものもあるらしい。また、航行耐用年数は何千年型というのもあるらしい。
  2. 電気はなく、宇宙エネルギーを使って発光させる。また、星は完全リサイクルシステムを確立しており、必要なものを必要以上に取る者は誰もいない。
  3. 宇宙船には地球人がグレイと呼んでいる宇宙人も乗っているが、これはプレアデス星人が宇宙科学を駆使して造ったロボットで、色々な調査に使っている。
  4. また、プレアデス星人が繰り返し著者の上平氏に語ったところによれば、彼らからすると地球の諸悪の根源は貨幣制度を社会の基礎に置いていることである。貨幣制度は、人間に限りない欲望を募らせ、競争、格差、差別社会を産み出している。
  5. プレアデス星には貨幣は存在しない。この星の基本は「愛の奉仕行動」であり、「全体を好くすることによって自分も幸せになる」という考え方である。従って、「誰もが平等に平和に暮らせる社会である。」
  6. 地球人は死ねば終わりであると思っているようだが、人間の本体は霊魂であると皆が分かっている。
  7. プレアデスではテレポーテーションの理論を科学的に応用している。

この中で私に解せない点が二つあります。

  1. 貨幣制度が諸悪の根源であるとする考え方
  2. 誰もが平等に暮らすこと

先ず、貨幣制度についてですが、宇宙人にどう映ろうと、私の研究結果では、貨幣は愛と知の結晶なので、諸悪の根源とはほど遠い存在です。

貨幣が愛と知の結晶であるという結論をすぐには飲み込めないとしても、少なくとも、諸悪の根源などというもの自体がそもそも存在するかどうか疑問です。
なぜならこの地球で起きていること、全宇宙で起きていることは神様の目から観れば、すべて許容範囲の出来事であり、神様にはすべて想定の範囲内の出来事ですから、究極的にはどの星のどの人の善なる努力、あるいは悪へ墜ち行く惰性もすべて織り込み済みで宇宙の発展計画を立てているでしょう。
ですから、すべての現象はただ必然的な展開である、と言っても過言ではないと思えるのです。

そして、地球人類は今新たな文明を築く段階に差し掛かっているので、多少の時間はかかりますが、人類の歴史からすればあともうちょっとで貨幣制度の欠陥もちゃんと解決されるだろうというのが私の楽観的な見立てです。その証拠がサラ金の消滅です。近いうちに「利子」そのものが消滅します。「利子」という概念と仕掛けがそもそも架空のものだったことがそのうちに人類に広く理解され、やがて常識になるはずです。貨幣制度はその時に本来の輝きを取り戻します。

次に、誰もが平等に暮らせる社会は一見すると素晴らしいようにも思えますが、これはつまり、共産主義へのお誘いです。共産主義は、こう考えると理想の社会に見えます。つまり、例えばお釈迦様やキリストのような偉人たちが千人集まって国を創ったとします。そこではみんなで働いてみんなで平等に分かち合うという社会ができあがるかも知れません。これを共産主義と呼べば正にその通りで、これこそ究極の共産主義国家の良い方のモデルになるのです。プレアデスはこちらの方に近付こうとしているように見えます。

ですから、事実プレアデス星について読み進むと、どうやらお釈迦様やキリストなどの救世主のようなすごい悟りを開いた人はいない社会に見えますし、みんなが平均的に利他の愛に生きていて悟りの平均値は高いので、そういう人たちは要らないでしょうし、そういう救世主レベルの人たちの出番のない星であるとも言えます。

それはまた、落ちこぼれのいない星、落第者を作らない星でもあります。だから、実際に愛の奉仕に基づいて助け合っているわけです。しかし、こうなるとみんな標準化されてしまい各人の悟りのレベルが金太郎飴のように均一化されてしまい面白くないと思うのです。しかし、それを面白くないと考えるのが地球人の発想で、プレアデス星人は愛の奉仕を基礎に据えた平等主義、究極の共産主義が理想と思っているわけです。しかしプレアデス星人には現代の地球人が「共産主義」という言葉を聞いてイメージするような主義や価値観は毛頭ないと思います。

いずれにしてもここには自由と平等の兼ね合いと多様性というまさに価値観をめぐる違いが地球とプレアデス星の間に出て来ることになります。

結局のところプレアデス星は、私にはそこに住み続けているとだんだんに飽きて来る社会で、それこそ却ってプレアデス星人の重視する霊魂の進化が永くいればいるほど得られなくなるような気がします。みんなが優等生になるので失敗もなくなるでしょうが、その分飛躍もなくなる、という風に感じられます。
そして、プレアデス星での成長に限界を感じた者はそのうちに別の星に行ってさらなる挑戦をする、そんな感じになるのでしょうか。しかし、これは飽くまでも価値観の問題ですし、どちらが好きか、どちらが自分の性格に合うかという好みの問題です。

とは言え、この数年の付き合いから、プレアデス星人は無類の善人の集団のような気がしています。

(2016年5月9日)

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